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2015年7月11日

養父神社・・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県養父市!

養父神社・・・兵庫県養父市にある神社で但馬国三宮、式内社(名神大)。但馬五社の一つである
そして、彫物師、・・中井権次の足跡でもあります!

右に走る、山陰本線、そして円山川が流れる・・・
写真下は表参道・・・写真道路奥付近にも階段があり、裏参道とある・・その場所が「P」でもある
緑のもみじに覆われているかごとき、鳥居・・いいね、緑鮮やかなもみじは・・最高!
随神門・・・
左大臣、右大臣
養父神社由緒記・・・
倉稲魂命、大己貴命、少彦名命、谿羽道主命、船帆足尼命
崇神天皇30年創祀と伝えられ、天平九年(737年)の『但馬国税正帳』にも出石神社、粟鹿神社とともにその名が見える。 神階は承和十二年(845年)に従五位下を授けられ(『続日本後紀』)、貞観十一年(869年)に正五位下、同十六年(874年)に正五位上まで昇叙した(『日本三代実録』)。『延喜式神名帳』には「夜夫坐神社五座(名神大二座小三座)」との記載があると・・
一部、案内板、Wikipediaより引用
拝殿・・・

狼・・・明治26年に建立された狼の石像です
写真左下:口を開けているのが雌   写真右下:閉じているのが雄
日本狼は明治38年に絶滅したが、田畑を荒らす猪や鹿から作物を守る役にたつ動物であります
養父神社では、江戸時代狼を飼っていたという伝承があり、人間を助ける益獣なのですと・・・
     

拝殿・・・
本殿・・ただいま、檜皮葺、葺き替え作業中・・
但馬地方を代表する大型の神社建築と・・・入母屋造、千鳥破風、唐破風がつく・・・
そして、彫り物師、・・中井権次の足跡でもあります!
残念ながら、全く、拝見することができませんね・・・

   御霊神社・・・
      ご祭神は、弉諾命、伊弉冉命
      社殿は元のご本殿であり、室町時代、応永二十年(1413年)の建立・・春日造
      この方向は皇居、神宮が遙拝できます
              

   御霊神社・正面唐破風の彫り物・・・

五社神社・・・・三間社流造
ご祭神は、天熊人命、天照大神、素戔鳴命、月讀命、五十猛命・・但馬五社として祀られています

杉の巨樹の間から見える、緑のもみじ・・・

社務所・・元禄年中の建立と伝えられている・・
朱色の橋を渡ります・・・その奥が、第2「P」・・・
拝殿前の石畳で寝そべる・・「猫ちゃん」・・・近寄っても逃げません・・・番人の役目かいな?

本殿の位置する、その奥には・・山野口神社!
御祭神は大山袛命・・別名、「山の口のおおかみ」と申し上げ、流行病を退けられ
「つきもの」を落とす神として広く信仰されています
社殿は元禄九年(1690年)の建立、切妻造・・・
彫り物もお見事です
本殿と同時期に建立とありますから、彫物師は中井権次一統か?

はい、養父神社、参拝いたしました・・・
養父神社は昔、花見の名所だったと・・・文化十五年(1818年)三月十九日出石藩主仙石政美は147名の大名行列を従えて桜の花見にやってきたと・・・
養父神社にある四棟の建物(本殿、拝殿、山野口神社、五社神社)は平成22年、養父神社という名称にて兵庫県登録文化財に指定されました

広大な、境内です・・緑に覆われ、素晴らしい雰囲気ですが、残念ながら、本殿を拝見できませんでした・・・叉、紅葉の折でも伺います!



              ・・・以下、山野口神社の彫り物の部位です・・・・

       形相が怖いね!
       写真配置、縦になっています・・・左列、右列・・・(^_^;)
         

         

         

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参拝日:7月3日





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