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2015年6月12日

大歳神社・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県丹波市山南町小野尻!

大歳神社・・兵庫県丹波市山南町小野尻・・場所よく分かりません・・!
GoogleMapでは、名前さえ出ません・・まして、「カーナビ君」は目的地設定はできますが・・山の中! こうなりゃ、Nexus5のMapで自分の位置を把握して、村の中の細い道を、勘を頼りに・・恐る恐る進む、そこは行き止まり・・おおぉ、ありました・・大歳神社!

大歳神社・・彫物師、・・中井権次の足跡でもあります!


備忘録記するとき、PCにインストールしている、スーパーマップルデジタルで探すと・・

なんと、大歳神社表示してます!
これからは、事前調査の時、併用しなければ・・

大歳神社までの道沿い・・そこは、紫陽花栽培の畑・・・紫陽花はこの時期ですが、紫陽花栽培の畑は初めて・・・です!


市指定文化財・・・石造鳥居
この鳥居は高さ3.54m、柱の下部芯々2.7mの明神鳥居であるが、島木の鼻は鉛直に截ってあり、笠木両単には反増をもち、その鼻上面には鎬を作る。向かって左の柱背面には宝永五年(1708年)の造立年を、右の柱背面には寄進者を記している。左右背面の銘の書体が異なるようにも見えるが、造立以来ほとんど損傷もなく建っている石造の貴重な鳥居である・・・

左柱銘 宝永五年戌子年正月吉日建之
右柱銘 小野尻村氏子中

鳥居、正面から・・・扁額が替わっているのが残念ですね!
背面から・・・写真左下:左、小野尻村氏子中 写真右下:宝永五年戌子年正月吉日建之
と、案内板に記されているが、判読難しい~ね!
            
鳥居、背面から・・
拝殿
拝殿、虹梁上の龍・・
拝殿・・御祭神 大歳御祖神・・

拝殿の中の虹梁の上にも彫物がある

疑問が? 写真左の赤丸の刻銘を発見・・・備忘録記するとき、判明!
しかし、ピントぼけの為、文字判読不可・・本という文字は読めるのだが・・・
ググってみると、・・・刻銘、本郡柏原町 彫刻師八代目中井権次正胤・・・とある!
本は本郡・・ここは丹波市、だから、本郡か、これから丹波の刻銘には気をつけよう(*^_^*)

本殿・・左側
    

本殿・・右側
    

  狛犬・・写真左下:子供を足に載せているようにも見えるのだが?
        写真右下:蹴鞠?の上に足、載せているね!・・・顔、大きいです!
         

大歳神社、場所がわかりづらい・・そして、倒壊せず、がんばっている石造鳥居・・
しかし、本殿は、中井権次の作だろう、しかし、拝殿は別の彫物師・・・?
折角、刻銘があるのだが、距離があるので発見ができない・・
そうや! 望遠鏡を持参して彫物の裏面探索してみようか?
必ず、ズームで、背面を撮しておくか?・・・・望遠鏡やね!!


参拝日:6月7日


・・・・・中井権次の足跡・・・・
本殿、向排下・・・
向排下、躍動感のある龍、そして、その上の獅子咬み・・おみごと!
兎の毛通しの鳳凰の頭が無い・・・これを見ると、頭は別に作成して、差し込むみたいですね!
いや、これは、貴重な一枚です・・・(*^_^*)
左右脇障子・・・裏面には刻銘は見当たらなかった(^^;)
          











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