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2015年6月11日

石部神社・・巨木の門杉です!・・兵庫県加西市

加西市上野町・・・石部神社!
中井権次の足跡を巡って、加西市を訪れている途中、これは!・・と、いつもの途中、立ち寄りです!
式内 石部神社平成三十年 創建千三百年祭の垂れ幕が・・・その横に門杉が・・・
ぜひ、参拝したしましょう・・・進行方向、写真右から左へ・・社殿前でも「P」できますが、写真撮影もありますので、左に「P」します・・・




石部神社門杉・・市指定文化財
石部神社門杉
境内の石段登り口に立つ2本の大杉です。この大杉は東西とも、根回り約5m、高さ約30mの大木で、その位置から門杉と呼ばれています。
石部神社は、養老三年(719年)鎮座と伝えられ、鎮座直後に記念樹としてこの杉を植えたという伝承があります
因みに、環境省巨樹巨木林DBから・・
幹周:4.8m(左)、4.9m(右)、樹高:29m(両方)、樹齢:伝承1300年とある・・・

市指定文化財 皇塚古墳
皇塚古墳は、石部神社の背後にそびえる標高149mの丘陵頂上部に造られた古墳時代後期(6世紀前半)の円墳です。被葬者は元正天皇の皇女を葬ったと言われています。
墳丘径16m、高さ2mの円墳で封土の流出が少なく旧態を留めており、古墳時代前期の自然の丘陵地を利用して造られた古墳であると推定されています・・一部加西市HP、案内板より引用

拝殿・・・
備忘録記するとき、ググっていたら・・・拝殿前、横に大杉が門杉のごとく、4本並んで立っています・・!・・・その写真、参拝日は2012年・・・雰囲気、全く違いますね!!
台風などの倒壊の恐れで、社殿守るため、切り倒したのかなぁ・・・私感!

石部神社由緒記・・・判読が難しいね・・・

祭神:市杵島姫命 田心姫命 湍津姫命
社格は旧郷社
由緒は養老三年三月芸州宮島より勧請
慶安二(1649年)八月徳川家光社領朱印五石を寄進
寛延年間(1748~1751年)の火災で焼失
明治六年郷社
明治四十五年神饌幤帛料供進神社指定
昭和21年で県社昇格・・・由緒より飲用
拝殿内部・・絵馬の奉納が、よく彩色が残っていますね・!

絵馬を撮影しました・・・クリックすると拡大します、それぞれの年代は私の判読であり、確かなではありません

写真左:寛政二年(1790年)、写真中:不明、写真右:黒馬の額は浅野家の献納と伝えられている
写真左:安政六年(1859年)、写真中:安政六年不明、写真右:安政五年・・・奉納
写真左:寛政二年、写真中:寛政?年 、写真右:不明・・・奉納
本殿・・・巨大なアクリル板?ガラス板?で覆われ、陽に反射してほとんど撮影不可ですね!
拝殿前より、門杉を・・・ググっていると、2003年ぐらい時期の門杉の写真では樹高がもう少し高いようで、向かって左の木の枝が枯れていたようで・・・ばっさり、手入れされたのかなぁ・・葉の茂り方など、樹勢は活き活き感じられました・・ガンバレ!
今年は、注連縄の張られた門杉は二ヶ所目です・・・多可郡の五霊神社もありましたね!
境内を出て、田畑を眺めると、池沿いに真っ直ぐ延びる参道・・・
石造りの鳥居と玉垣、燈籠が・・・
鳥居の側には、勅使塚があります・・・


その先に常夜灯の石燈籠が田の側にどんと立っています・・・天保二年(1831年)とあります

写真左下:鳥居横の石燈籠(寛政二年、1790年) 写真右下:拝殿正面横の石燈籠(寛政三年、1791年)
           

   拝殿前の狛犬君です・・・姿、キレイので登場させました(*^_^*)・・年代不明!
           

絵馬、石燈籠などの奉納年代から寛政二~六年が多く見られるようです・・・
寛延年間(1748~1751年)の火災で焼失したという記述から再建後の奉納と考えますね・・私感です!

通りすがりで、またまた、見事な、門杉を、石部神社を拝見できました・・・・よかったです!!




訪問日:6月7日





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