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2015年4月17日

久佐々神社・・大阪府豊能郡能勢町!

大阪府豊能郡能勢町宿野・・久佐々神社・・
府道54号線に面して鎮座しています・・私、商用で何度、この道を行ったり来たりしたことか!・・・・
その時は立ち寄る余裕さえなかったのです・・今は・・(*^_^*)

「P」に立つ、案内板の由緒、説明を熟読して・・・・いざ、参拝です!
鳥居前の巨木に最初から圧倒され・・・ワクワクしながら、鳥居をくぐります・・・

社務所・・・
当社は和銅六年(712年)に創建されたと伝えられる「延喜式」内の神社である。「延喜式神名帳」能勢郡のに「久佐々神社」と見え、他に「久佐々大明神」、「賀茂久佐々大明神」「宿野大明神」「草々明神」など多くの呼び名があるが、これは往古より広い地域まで知られた「大宮」であることに起因するのだろう。
しかし当初の社名について「日本書紀」雄略天皇十七年三月二日の条に・・・・・・省略・・・・・・天皇が朝夕の食事に使われる食器を、献納するくだり、土師連の祖である吾笥が、摂津国狭狭村などに居住している武民を贄土師部(土器を作る職人)として朝廷に献上した」というのである。文中の「来狭狭村」は当地に比定され、社名もこれに拠ると考えられる。
祭神は「加茂別雷神」のほか、末社の「大国主命」「豊受比売命」「事代主尊」「宇賀御魂神」「応神天皇」と明治四十年合祀の神々となっている・・・省略・・・このように当社は悠久の大化前代から土地を開いた祖神や先人を土産神として祀り当初は社名、村名を同じくし、以後、千有余年の星霜を重ねてきた。近世では宮寺として真言宗「寛学寺」があり、当寺の別当が代々寺社の祭事を務めた。 正面に拝殿、奥には春日造桧皮葺の本殿(安永九年-1780年8月1日再建)左側には末社、合祀社があり、右には極めて希少な「長床」があり、ありし日の奉納芝居の盛況を今に伝えている。境内には、昔も今も代わりない千戸の老杉老獪がうっそうと茂り、少なくなった鎮守の森をここで見ることができる。春まだ浅いころ、当社境内に花を咲かせる「一華草」(せつぶんそう)は、珍奇な草花として帝に献上され叡覧あって記録せられたと伝えられる・・・・・・案内板より引用
いや、素晴らしい案内板の説明であります・・・
つい、見入って読んでしまい、全文ではありませんが、備忘録に記しました・・重複記載・・m(_ _)m

神門・・舞殿、拝殿が見える・・一直線上に配置されている
拝殿・・
本殿、向排の彫り物・・獅子噛みが・・なんと言えばいいのか、雲の彫り物といい、お見事!
そう、龍はいない・・いや、見当たらないのではなく、見えないのか、ないのか?
本殿、右手から・・・
残念ながら、彫り物を近くでみることが、できない・・・

この下の彫り物は、小サイズにて、掲載しています・・クリックいただければ大サイズになります
カメラのズームを駆使してピンボケしないよう・・注意して・・

本殿両側の蟇股・・
手挟み・・見事!!

写真左下:兎の毛通し・・斜めからみるので、何かハッキリしない・・・見えない!
木鼻は獅子、漠、象などではない
長床
舞殿
末社、合祀社
石灯籠・・残念ながら年代の刻銘が読めない・・
傘が大きく、火袋小ぶりで・・基礎の反花・・雰囲気、形のいい感じです・・写真左奥の石灯籠と対やね!(写真上の左側にその一部が写っていました)

ここは、まさしく「鎮守の森」・・・
すごいよ・・・ここの老杉巨木・・並の大きさではないね!・・・そびえ立つは、このことやね!

この写真・・失敗!・・・電線が写っていたとは・・・我ながら、情けない!・・しかし、上手にならない!
               
写真左下:鳥居前から。境内を・・・左脇の巨木・・すごい!
写真右下:神門から見る鳥居、府道・・・加工して少し明るくしましたが、鬱蒼とはこのことや・・と、感じる!
明神鳥居の柱・・刻銘が享保七壬寅歳(1722年)と読める・・左柱境内(裏)にありました!
鳥居前、いわゆる「P」・・「P」って書いていないのですが・・!

中井権次の足跡を巡って、彫り物を拝見してまわっています・・久佐々神社はリストにはありません
・・本殿の彫り物、残念ながら、遠くからしか見ることができません・・拝殿より入れば、それも可能ですが、そんな大それたことはしませんし、できません!・・脇障子も、なにやら、板状のものが置いてあり・・カメラズームでも、撮影できませんでした!
でも、垣間見る見事な、花々、鳥の彫り物は、誰の作品なんでしょうかね・・?

しかし、この久佐々神社の境内・・なんと云いましょうか・・う~ん?・・なんでしょう?
「森の精?」・・少し、気は重く、そして、深く包まれている・・そんな感じがするのです!
これこそ、神域・・・なんでしょうね!・・(私感)
「鎮守の森」はパワースポット・・・その気を充分、一人で感じて、安全運転にて、帰途につきます・・

追記:参拝日-4月16日






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