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2015年4月12日

八坂神社・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県三田市波豆川字

宝塚市の素戔嗚神社を巡っています・・・で、帰途ですが、三田市の八坂神社です!

素戔嗚命と日本武尊
創立年月は不詳であるが、室町時代、大永六年(1526年)四月の本殿が再建されている。明治四十三年、波豆川字大阪谷鎮座宝殿神社と、波豆川字鳥の上鎮座皇大神社を合祀した。
お當神事・・・氏子中から精進代と称する當人二人の受け渡しの儀式を行う
本祭・・・宵宮には天下泰平、五穀豊穣、氏子繁栄を祈願し、歌舞伎より取材した所作事のお練り(三田市指定無形文化財)を行う。
本宮は當人に舁太鼓、引地車が続いて行列を作って宮入りの神事を行う



拝殿
梁間の龍、木鼻

本殿
左右:脇障子・・・ 


拝殿の龍の裏に彫物師の刻銘がある・・・
なんとか、読めるが・・・兵庫県氷上郡柏原町?人か彫物師 上田柏山とある ・・・?は不明
恐らく、住人でしょう・・・

舞殿
多分、引地車庫か、神輿庫

県道から見た八坂神社への参道・・・
実は、ここの撮影ポイントまで歩きました・・・なぜか、軽トラのご高齢のご夫妻が道の真ん中を石灯籠横で停まり、何やら点検をしていて、「α君」、通行ができません・・で、歩きました
で、作業を見ると・・なんと、蝋燭に火を灯し、常夜灯の準備をされています!
ですから、この時点で、写真の石灯籠から石段までの石灯籠には、火が灯っています(*^_^*)
この石灯籠の年代の刻銘は文化二と読める(1805年)である

本殿への石段の脇の灯籠・・ほんのりとオレンジ色が見えると思います
蝋燭に火が灯っています!
因みに、この石灯籠の刻銘の年代は寛政十二(1801年)です!
案内板の説明にあるのだが、「當人」とは、その年の神社管理の方なのか・・?
時間はPM4:00ごろ・・・じ~いぃっと、その作業を見ていました

最後に「ご苦労様です」と、お声掛けると、ニッコリ微笑んで、会釈を返してくれました!
このような方がおられるので、村社も境内は掃き清められ、手水舎の白いタオルもキレイにかけられていいるし、榊も新しいものが、お供えされています
・・・管理掃除が行き届いているのですね!

いや、良き光景に遭遇しました・・・これからも頑張って下さい

波豆川沿いに立つ・・高平緑名木20選・・くすのき!
樹高:12m 幹周り:280cm 推定樹齢:100年 


参拝日:4月2日


追記:2018年4月28日、彫刻師、上田柏山は、中井権次一統、最後の彫物師と判明しました


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