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2013年12月19日

毘沙門堂門跡・・京都市山科区です

京都市、滋賀県・・一泊二日の旅?です!
京都市山科区の友人に会いに・・・そして、翌日は滋賀県、安土桃山城、紫香楽宮跡を旅します!

京都市山科区まで、神戸市から、中国道、名神を利用し向かいます!
本来なら、京都市山科区は、名神京都東ICを降りて、行くのですが・・・
若干、早めに出たので・・これは、京都市内を通過して、10年ぶりぐらいの京都市内の空気を・・と!
「カーナビ君」・・名神京都南ICを降りて、京都市山科区の山科駅を目的地に・・・
そう、山科駅前のHOTELが今日のお宿!!
なぜ、山科駅前のHOTELなのか・・山科区の友人のお薦め・・ネットで予約・・運良く、通常12000円のお部屋が4980円で・・安い!!・・・ シングルデラックス・・・喫煙部屋ですが、予約時、禁煙処理をお願いできます・・

京都東ICを降りるとまっすぐ北上・・その角、国道171号線と交わる交差点・・京阪国道口の信号の左手が「東寺」・・・
お久しぶりです・・・ちょっと「α君」停めて・・・パチリ・・
後ろから、クラクションが・・はい、はい、行きますからって・・

「カーナビ君」の云われるまま・・九条道り・・新幹線、JRを越て、・・・おお!・・三十三間堂の案内板・・いや、京都や!
進んで行くと、清水寺、又々、おおぉ・・うん?・・「カーナビ君」・・・国道1号線へ・・ちょっとちゃうぞ?

ここは、昔、通った道へ行かないと・・八坂神社を右にみて・・左・おおぉ・・祇園や・・!
そして、東山二条の信号を右折・・左手に、朱のでかい鳥居・・平安神宮や・・・!
道なりに進むと、疎水や・・!・・南禅寺や・・!
子供の遠足みたいに、懐かしさで・・・山科へ・・向かいました・・・
さぁ、ここからです・・・到着が約束より、2時間前・・・この時間を逃すわけにはいきません・・・
神社、仏閣、・・古寺名刹だらけの京都市!
京都市山科区の古寺名刹・・そう、醍醐寺・・あの豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた醍醐寺・・・・
しかし、12月からの駐車場、閉門がPM3:30・・・こりゃ、無理・・・
で、山科駅に近い、古寺名刹・・ありました・・「毘沙門堂門跡」!・・いきましょう!!

「毘沙門堂門跡」に向かいますが・・いや、京都市山科区・・道、狭いね・・!・・まして、「毘沙門堂門跡」への道・・すれ違いもギリギリ!

案内どうり、「P」へ・・・「P」の案内板に拝観終了、PM4:30・・後1時間しかない・・急ぎ・・拝観しましょう!
ググってきています・・紅葉が、枝垂れ桜の見事な古刹・・しかし、今は、全て、落葉・・・いいのです・・建物拝観です!
「毘沙門堂門跡」・・天台宗の五箇室門跡寺院の一つで、高い品格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹・・・
創建は大宝三年(703)文武天皇の勅願で僧行基によって開かれたが、山科安朱の地に再建
後西天皇の皇子、公弁法親王が入寺してより門跡寺院となった・・・・

その前に「P」は寺領の東にあるため、一旦、外へ出て、仁王門から入るのだが・・時間がない!
仁王門を内から見て、それから外へ・・・ここも仁王さんが睨んでおられますぞ!
仁王門と、本堂・・・修復されたのか、朱色も鮮やか・・・・!

そして、開かずの門・・・勅使門が・・・・
後西天皇より拝領した檜皮葺きの総門・・・現在は門主の晋山式以外は開門されないのですって・・!
なかなか、重厚な門であります・・・外からみる姿も立派です・・さぞかし、紅葉が・・

さぁ、本堂へ・・・
ふと、本堂の正面の青銅の燈籠・・なかなか立派なお姿・・対で・・葵のご紋があります

銘を、見ると・・「前天台宗座主 一品公寛親王御寄付 享保六年辛丑三月」とある・・見事なものであるが、パンフに案内がない?

刻まれた銘・・見えますかね?
寄付した、一品公寛親王とは・・謎が深まる・・・元禄10年2月21日~元文3年3月15日(1697-1738)
父、東山天皇(第3皇子)。母、冷泉為経の娘。宝永5年(1708)親王宣下をうけ、近江(滋賀県)円満院で出家・享保元年(1716)東叡山に入室し輪王寺門跡となる。享保3年(1718)天台座主となり、享保16年(1731)再任とある(Wikipedia 引用)

ここで、門跡とは・・・私!知識ありません・・
門跡寺院というのは、門主(住職)が皇室或いは摂関家によって受け継がれてきたお寺のことと!
そして、五箇室門跡とは、妙法院門跡・三千院門跡・青蓮院門跡・曼殊院門跡・毘沙門堂門跡の五ケ寺を指します。
「毘沙門堂門跡」は、公弁法親王が入寺してより門跡寺院となったのです・・・うん?・・全く別の話し・・京都には、表に出てこない、昔からの支配階級が、今なお、脈々と流れているとのこと・・・難しいで~す!

本堂には500円の拝観料を・・その折り、受付の方が絵のコピーを見せながら、早口で説明を・・・??
天井の絵・・天井龍を・・・
そして、・・動く襖絵が・・NHKで放送されたとか・・九老之間襖絵、とりあわない部屋!
板戸の衝立、圓山応挙筆・・・ が、ありますから、ご自由に、各障子戸を開けていただき、ご覧下さいと・・・

じゃぁ、拝観いたしましょう・・・勿論、部屋内、そしての襖絵はすべて、撮影禁止・・・・

本堂で、お参りし・・・霊殿へ・・・(写真左下、奥の建物 写真右下、宸殿から見た霊殿、本殿)  
霊殿・・・阿弥陀如来 1563年御所の御霊屋として建立されたが、第三世公辨法親王住持の時、後西天皇より拝領移築
その天井に・・・天井龍が、・・狩野永叔主信作で、眼の向きや顔が見る角度で変化するとのこと・・・
閉まっている障子戸を開け・・まず、阿弥陀如来にお参りし、天井見上げれば・・・おい、すごいなぁ・・首を後ろに折り見上げ・・ぐるっと一回転・・うん?・・変化したかなぁ・・したような?・・見事な画です・・!

次の建物・・・宸殿・・
御所にあった後西天皇の旧殿を貞享三年(1686年)に第六皇子、一品公弁親王が拝領し、元禄六年(1693年)に移築・・
その宸殿の襖絵・・・
内部の障壁画百十六面、全て、狩野探幽の養子、狩野益信の作・・・
又々、障子の戸を開け・・一人、襖絵を・・部屋内を、離れたり井近づいたり、左右から・・グルグル回り・・
「九老之間襖絵」、鑑賞者が中心になるという逆遠近方の手法とある・・・確かに、九老之間襖絵の机、動いているが如き見えます

梅之間梅花禽鳥図・・・梅と竹に鳥がとまっている図、しかし、普通なら梅には鶯であるところを山鳥
竹には雀であるところを「しまひよどり」がとまっていて鳥が合わないということらしく
そのため、この部屋を『とりあわない部屋』というらしいのです・・・受付の方より、聞きました!

宸殿・・・6部屋あります・・全て、勝手に障子戸を開け、その部屋の真ん中に座して、拝見いたしました
これだけ、自由に拝観できるので、もしかして、当たり前の複製?・・帰る際、受付に聞きました・・
全部本物!、複製ではありません!・・・いや、素晴らしいことです・・

晩翆園・・・江戸初期の回遊式庭園・「心字」の裏文字をかたどった池・・
落葉していて残念ながら、よく、解りませんでした・・
そして、手水鉢が・・・苔むし、素敵な雰囲気・・残念ながら、写真ありません・・

玄関から、展示室へ・・順路で、進むと・・板戸の衝立、圓山応挙筆が・・・
板戸に大きな鯉が泳いでいる画・・・
これも、鑑賞者が中心になるという逆遠近方の手法で、泳いでいる姿が斜めに、まっすぐに・・

うん?・・難しい・・云われればそうだし、・・
そうなんです・・悩むことは無しで・・・はい!
そして、宸殿の縁側から見た、枝垂れ桜・・
勿論、今は花、葉はありませんが、枝のすばらしさ・・その枝を透して見る、勅使門・・
いや、素晴らしい、眺めです・・・・
さぁ、閉館時間です・・・急ぎ、出ましょう・・今までの障子戸が全て、木戸で、鍵がかけられて・・準備してはります・・
「P」についたら、出口、閉まっています・・その時タクシーが・・拝観者・・閉まっているね!って・・残念でした!

「P」から門前で一旦停まり、パチリ・・・・
ググっていると、この坂路が、「紅葉」の落ち葉で
全面、真っ赤になっています・・・

さぞかし、見事でしょうね!!

さぁ、HOTELへ向かいましょう・・・
その道すがら、・・疎水があるのです・・その疎水を横切ってきましたから、勿論、記念写真です・・・
琵琶湖側からと、南禅寺、京都市内側・・・いいね!・・散歩道・・
無事、約束の時間までにチェックイン・・・しかし、HOTELの「P」、「α君」だめなんです!
なぜか、車高が2センチ高いのです・・・HOTEL「P」高さ制限、155センチまで、「α君」、157センチ・・あぁぁ!
で、近くの市営「P」へ・・・いよいよ友人と会います・・これは、ひ・み・つ・・・です!

で、最後に・・・・
この備忘録記するとき、あまりにも見事な天井画、襖絵なので、パンフより引用、掲載しようかと、思っていました!
そして、「毘沙門堂門跡」でググっていると、画像掲載を許可いただきましたと・・あります!
又、画像でググると、撮影禁止とあるのに、あるはあるは、デジカメか、携帯か写真が一杯・・・

で、私・・今回、うん?・・思い!・・許可申請の電話をしました・・・(省略あり、主旨のみ記します)

私・・先日、拝観させていただきました・・備忘録にパンフの写真を引用の許可を、その折りお尋ねするのを忘れましたので・・・
寺院・・出てこられた方・・多分、お話の内容、話し方で、住職さんかも?・・

寺院・・門跡寺院という、立場の寺院です、撮影された、建物は構いません、しかし、撮影禁止の画をパンフからは・・と!
私・・現実、公式、PRのものではなく、あくまでも個人の多くのブログの中には、「毘沙門堂門跡」許可済みと記されているものもありますから、お電話で許可をいただけるかなぁ、と・・思い!

寺院・・誰が許可したのか、解りませんが、普通、お断りします・・門跡寺院という、立場の寺院ですので・・
    ブログなど、勝手にその記述され、画など、撮されていることは、把握しております・・
    まして、どのように記述、表現されるか、使われるか?・・解らないので・・困ったもんです
    貴男様のお話、お声から、内容は大丈夫とは思いますが・・・
    やはり、門跡寺院という、立場の寺院としては許可できません!

私・・よく、解りました・・では、パンフからは引用いたしません・・・

なぜ、会話を記したかというと・・・撮影禁止と室内に書かれているにもかかわらず、ググれば、デジカメ、携帯での撮影画像が多い・・盗撮ですよ!
これって、観光客の最低のマナーです 関連から、イタズラ書き・・・もっての他です!

まぁ、あくまでも趣味の世界のブログ・・・それぞれ目的が異なるのでね・・守りましょう・・最低限のルールは・・

と、感じた・・京都市山科区、「毘沙門堂門跡」でした・・・しかし、桜、紅葉・・きれいやろなぁ・・(*^_^*)

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