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2013年11月21日

橿原市 重要伝統的建造物保存地区、今井町へ


今年の3度目の、紅葉見物・・・・またしても、失敗です!
なぜか、天気予報に騙されました・・・11月20日、水曜日!!
下記の左下の画像は、前日の夕刊の天気予報・・・奈良、「午前、午後とも晴れ」・・
そして、右下の画像の、紅葉情報・・長谷寺、談山神社・・見頃・・・!

これだけ、条件整えば・・出掛けるしかないじゃないですか・・・「α君」よ!
平凡な、おっちゃんちの神戸・・晴れ!!・・ええぞ、ええぞ・・!

そして、遷都の地を巡る、橿原、明日香エリア・・橿原神宮へ・・10月17日でした
備忘録にも記しましたが、「重要伝統的建造物保存地区、今井町」・・そう、嫁と一緒にと、残しておきました

で、今回、橿原市、今井町で散策、桜井市、長谷寺、談山神社の紅葉見物・・
長谷寺は、2年前訪れました、しかし、談山神社は、知りませんでしたので・・・行こうっと・・!

今回のルートは、中国道⇒阪神高速 ⇒近畿道⇒阪和道⇒南阪奈有料道路⇒南阪奈道路⇒大和高田バイパスの新堂ランプで降り・・
奈良に向かっていると雲行き怪しく・・ポツポツと、雨が・・えぇえぇ・・天気予報とちゃうやん・・って、云っても、もう、遅い!
とりあえず、奈良、橿原へ・・嫁と・・着いた時点で、曇りなら、「今井町」晴れなら、長谷寺へ・・
なぜか、晴れ=紅葉・・でしょう!

今井町・・到着しました・・現時刻、AM10:00・・・曇り・・では、決めたとうり、今井町から、散策しましょうか!!
ほんと、大和高田バイパスの新堂ランプで降りて、すぐ北側が、「重要伝統的建造物保存地区、今井町」地区なんです!(今井町、パンフより引用 右下:17世紀末頃、古絵図)

事前にググっています・・駐車場・・「今井まちなみ交流センター」 その名も「華甍(はな いらか)」・・・
県指定文化財旧高市郡教育博物館なんです・・堂々とした佇まいです・・
明治36年(1903)社会教育施設として、建てられ昭和4年より、今井町役場等に使用されていたとのこと!
左右対称で、大和のふさわしい明治建築です・・いや、立派もんです!

ここで、今井町の資料をいただくのと、展示室の見学です・・・復元?模型が・・・パチリです!
重要文化財として指定されているお宅が、番号で示されています
全部で10軒、寺院1軒・・・

「今井」が初めて文献上登場しますのは、興福寺一乗院文書で、至徳3年(1386年)、興福寺の荘園としてです・・
興福寺・・藤原氏の氏寺・・そりゃ、大荘園領主だった藤原氏ですからね・・この一帯も興福寺の荘園としてあったかもしれませんね・・私見!

室町時代の後期に、この付近に一向宗(浄土真宗)の道場(後の称念寺)が出来はじめ、旧勢力に焼き払われますが、天分年間(1532~55)ごろには寺内が誕生したとされています・・

ここで、「寺内」とは・・・中世の終わり頃、浄土真宗本願寺派などの寺院の境内地に築かれた集落のことです

一向宗とは、鎌倉時代、親鸞聖人が開いた「浄土真宗」の教えを受け継ぐ宋派。親鸞没後、八世法主蓮如上人の時、庶民にもわかりやすく教えを説き信者が増えました
大阪石山本願寺を中心に広がったとされています・・・

大阪石山本願寺と織田信長の戦い・・この今井寺町も戦うも、天正3年(1575)織田信長の軍門に降ったとあります・・
先日の大阪城・・歴史が繋がってきましたね・・大阪石山本願寺の跡地が大阪城・・・一向宗いや、一向衆・・ややこしいから、この話しはこの辺で・・!

さて、順番は・・東から、西へ・・Uターンして西から東へとね・・・行きましょう・・・

No5:高木家住宅・・酒造業
No4:河合家住宅・・酒造業
No3:中橋家住宅・・米屋
うだつが上がらない・・・切妻屋根の隣家との間についた小さい防火壁で1階屋根と2階屋根の間に張り出すように設けられているものも「うだつ」と呼ぶようになる
と、いうらしく、この中橋家のうだつ(赤丸部分)は軒とうだつが一緒になっている珍しい造りとのこと・・
ふと、出会った案内人さんより聞きましたm(_ _)m
N012:称念寺・・重要文化財の本堂は、2020年まで再興中で・・・写真は、橿原観光協会さんより引用
再興現場を・・パチリ・・屋根瓦全て降ろされていますね・・・
門の鬼瓦?・・・獅子が座っていて、反対側は逆立ち?しているんかなぁ?

No2:豊田家住宅・・木材商・・豪商らしい!
にわかに、雨が降り出しました・・・傘、ありません・・持って歩いていなかったのです
ちょうど、今井児童公園があり、そこのトイレ・・トイレでも立派な造り・・しばし、雨宿り・・です!
木立の右奥が「トイレ」・・
周りの溝は旧環濠復元とのこと・・

アプリ、「あめXMP」で、雨雲の動き・・ISW16SH動きません・・3G、弱い・・仕方なく、WIMAX・・拾いません・・au・・肝心なとき、使いものになりません!・・それでも、なんとか辛抱して・・みますと・・雨雲ど真ん中・・あぁあぁ・・嫁と二人、トイレの屋根の下で、雨宿り・・
うん!・・いい思い出かもね!
10分ぐらいかなぁ・・ポツポツぐらいになりましたから、散策続行です
No1:今西家住宅・・惣年寄の筆頭を務めていた家です
No8:上田家住宅・・今西家、尾崎家と並び、惣年寄の筆頭を務めていた家です
吉村家住宅・・奈良県指定文化財・・肥料、精米商
その斜めまえに・・
なにか、木製の器具が・・??です・・
・・・パチリです
No10:山尾家住宅・・肥料、木綿商・・新堂屋の屋号

明治維新、明治天皇御行の折り、太政大臣三条実美、桂小五郎(木戸 孝允)が宿泊した名所とのこと・・案内板より

よき、町並みですね・・ふと、足下を見ると、・・・
マンホールの蓋・・・なかなか凝っていますね・・
そして、地図もありました・・道路に地図は珍しいのでは・・・
さらに中町筋生活広場に・・・
石の造形物が・・なんであろうか?・・上から流れてくるような?・・説明、見当たらなかったよ!

これで、ひと通りですが、・・散策しました・・整備された昔ながらの狭い道を・・・
そして、綺麗にゴミ一つ無く・・・重要伝統的建造物保存地区を保ってはりますね!

しかし、残念ながら・・全て、町家の内、拝見できませんでした・・
なぜか、全て、事前予約(有料)が必要なんですって・・・まぁ、普通に生活されている家・・
重要伝統的建造物保存地区ですから、町並み景観のみなのか、色々、おありでしょうが、何処か、一軒だけでも、当番制にでもして、見せていただきたいですね!・・これでは、観光客、がっかりです・・・
住んで生活している方々は・・ね!・・考えるよね!・・私やったら、景観は守るから、静かにしていてほしい・・
うん!・・わかる、わかる、・・と、勝手に考えているのでした・・

しかし、雨もありますが、折角、見事な町並なんですけど・・観光客、だれも歩いていません・・
まぁ、私どもは、江戸時代の雰囲気漂う、 重要伝統的建造物保存地区、今井町・・満喫しました!

しかし、雨雲・・ドンヨリと・・覆っていますね!
昼食を済ませながら・・青空が出るまで、しばし、休憩・・その後は、急遽予定変更・・・

談山神社へ・・そして、帰路へ、そう、奈良公園方面へ、紅葉もとめ山沿いを走ります・・続きます!


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